現代
光復と分断、戦争の痛みを乗り越え、民主化と経済発展を成し遂げた大韓民国の時代。
- 1945년
光復と分断
光復とともに、38度線を境に米ソが朝鮮半島を分割占領した。
- 1948년
大韓民国政府の樹立
南に大韓民国政府が樹立された(初代大統領・李承晩)。
- 1948년
済州四・三事件
単独選挙反対と統一政府樹立をめぐる対立の中、済州で蜂起と鎮圧が続き多くの民間人が犠牲となった。韓国現代史の悲劇的事件である。
- 1950년
朝鮮戦争(6・25)
北朝鮮の南侵により民族全体が大きな傷を負った(仁川上陸作戦)。
- 1953년
停戦協定
休戦線を挟んで戦争が止まった(分断の固定化)。
- 1953년
米韓相互防衛条約
停戦協定の直後に大韓民国と米国が締結した軍事同盟条約で、外部の武力攻撃に共同で対応し、米軍が韓国に駐留できる根拠となった。今日まで韓米同盟の土台をなしている。
関連人物: 李承晩
- 1960년
四・一九革命
不正選挙に立ち向かった市民・学生革命によって李承晩政権が崩壊した。
- 1961년
5・16軍事クーデター
朴正煕ら軍部がクーデターを起こして権力を掌握し、軍政を経て長期独裁体制の基盤を固めた。
関連人物: 朴正熙
- 1965년
日韓協定とベトナム派兵
日韓国交を正常化した日韓協定が締結され、同時期に韓国軍のベトナム派兵が本格化した。経済開発資金の確保とともに激しい反対運動も起きた。
- 1970년
全泰壱の焼身と新しい村運動(セマウル運動)の開始
労働者の全泰壱が勤労基準法の遵守を叫んで焼身し、労働運動に火をつけた。同年、農村の近代化を掲げた新しい村運動(セマウル運動)が始まった。
関連人物: 全泰壱, 朴正熙
- 1972년
七・四南北共同声明
南北が分断以後初めて自主・平和・民族大団結の統一原則に合意して発表した共同声明で、南北対話の第一章を開いた。
関連人物: 朴正熙
- 1972년
10月維新
朴正煕政権が維新憲法を制定して大統領の権限を大幅に強化し、長期独裁体制を構築した。
関連人物: 朴正熙
- 1979년
10・26事件と12・12軍事反乱
朴正煕が暗殺されて維新体制は崩壊したが、全斗煥ら新軍部が12・12軍事反乱で権力を掌握した。
関連人物: 朴正熙, 全斗煥
- 1980년
五・一八民主化運動
光州市民が軍部独裁に抗して民主主義を叫んだ。
- 1987년
六月民主抗争
全国規模の市民抗争で大統領直接選挙制を勝ち取った(民主化の分水嶺)。
- 1988년
ソウルオリンピック
ソウルオリンピックを成功裏に開催し、大韓民国を世界に知らしめた。
- 1990년
韓ソ国交樹立
盧泰愚政権の北方外交により、大韓民国がソ連と国交を樹立した。冷戦解体の流れの中で社会主義圏との関係を広げ、韓中国交樹立や南北の国連同時加盟への足がかりとなった。
関連人物: 盧泰愚
- 1991년
南北朝鮮の国連同時加盟
韓国と北朝鮮がそれぞれ別個の加盟国として国連に同時加盟した。これは両体制の実体が国際的に認められる契機となり、同年の南北基本合意書採択へとつながった。
関連人物: 盧泰愚
- 1991년
南北基本合意書の採択
南北が互いの体制を認め、和解・不可侵を合意した文書で、南北関係の重要な節目となった。
- 1992년
韓中国交樹立
大韓民国が中華人民共和国と国交を樹立し、盧泰愚政権の北方外交が結実した。同時に台湾(中華民国)とは断交し、以後、韓中間の交易と人的交流が大きく拡大した。
関連人物: 盧泰愚
- 1997년
IMF通貨危機
外貨準備高の枯渇により国際通貨基金(IMF)に救済金融を申請した出来事で、大規模なリストラと失業を生み、金集め運動が起こった。
- 2000년
六・一五南北首脳会談
金大中大統領が平壌を訪問し、分断後初めて南北首脳会談を開いて六・一五共同宣言を発表し、和解と協力の糸口を開いた。
関連人物: 金大中
- 2002년
日韓ワールドカップと4強神話
韓国と日本が共同開催した2002年FIFAワールドカップで韓国がベスト4に進出した。赤い悪魔の街頭応援が全国を覆った国民的記憶として残っている。
- 2004년
盧武鉉大統領の弾劾訴追
国会が選挙中立義務違反などを理由に盧武鉉大統領の弾劾訴追案を可決した。強い反対世論の中で憲法裁判所が訴追を棄却し、大統領は職務に復帰した。
関連人物: 盧武鉉
- 2007년
韓米自由貿易協定(FTA)締結
大韓民国と米国が自由貿易協定に署名した(2012年発効)。農業・自動車などをめぐる賛否の論争の中で締結され、韓国が巨大経済圏と結んだ代表的な通商協定とされる。
- 2007년
10·4南北首脳宣言
盧武鉉大統領が平壌を訪れ、金正日国防委員長と二度目の南北首脳会談を開いて10·4宣言を発表した。6·15共同宣言の履行や経済協力、朝鮮半島の平和定着策を盛り込んだ。
関連人物: 盧武鉉
- 2008년
世界金融危機
米国発の金融危機が世界に波及し、韓国も為替の急騰、株価の暴落、輸出の萎縮を経験した。政府と韓国銀行は米国との通貨スワップなどで対応し、1997年の通貨危機のような破局は回避した。
- 2016~2017년
ろうそく集会と大統領弾劾
国政壟断事態に抗議する大規模なろうそく集会が全国で続き、2017年に憲法裁判所が大統領弾劾を認容した。平和的な市民行動が政治を変えた事例である。
- 2018년
4·27板門店宣言
文在寅大統領と金正恩国務委員長が板門店で首脳会談を開き、朝鮮半島の完全な非核化と終戦・平和体制の構築を盛り込んだ板門店宣言を発表した。分断後、南側で開かれた初の首脳会談であった。
関連人物: 文在寅
- 2024년
12·3非常戒厳と尹錫悦大統領の弾劾
尹錫悦大統領が非常戒厳を宣布したが、国会が直ちに解除を議決して頓挫した。国会は弾劾訴追案を可決し、翌年に憲法裁判所がこれを認容して大統領を罷免した。市民の平和的な集会が民主主義の回復に大きな役割を果たした。
関連人物: 尹錫悦