
朝鮮王朝
梧木台と梨木台
全羅北道全州市完山区麒麟大路55
地図で見る場所紹介
漢碧堂と全州郷校の北側4車線の道路脇に崖のように聳える丘に建てられた梧木台は、高麗末の禑王6年(1380年)に李成桂が雲峰黄山で倭軍を撃破して帰途に際し、先祖の穆祖が住んでいたこの地に立ち寄り勝戦を自祝した場所で、後に高宗皇帝が親筆で書いた「太祖高皇帝朱筆遺址碑」を建てた。ここから陸橋を渡ると梨木台があり、天主教の聖地・致命者山がある僧岩山の山裾に位置する。梧木台から陸橋を渡ると70m上方に梨木台があり、建物のある80m下方に碑石と碑閣を建てた。この碑には穆祖大王旧居遺址と刻まれており、高宗皇帝の親筆である。穆祖は朝鮮を建国した李太祖の5代祖で、穆祖が幼い頃ここで陣法遊びをしながら暮らした遺跡として知られており、龍飛御天歌にも記されている。穆祖が当時の全州府使との不和でここから咸鏡道に移ったことが李成桂が朝鮮を建国するきっかけとなったため、これを天の意志とみなしたという。