
朝鮮王朝
全羅監営
全羅北道全州市完山区全羅監営路55(中央洞4街)
地図で見る場所紹介
全羅監営は全羅道と済州島を管轄する地方統治官署で現在の道庁に相当し、朝鮮初期から1896年まで約500年間、現在の全羅北道・全羅南道・済州道を管轄する監査(観察使)が勤務した場所である。朝鮮時代の全羅監営には正門の布政門、監査の執務室・宣化堂、住居空間の延申堂と監査家族の居所・内衙、楼閣の観風閣などの建物が全部で40余棟あった。1896年の行政区域改編により全羅監営は全羅北道道庁の行政業務空間として使用されたが、近代化の過程でほとんどが消失し最後まで残っていた宣化堂も1951年の爆発事故で焼失した。2015年に旧道庁建物を撤去し2017年から復元工事を始めて宣化堂・延申堂・内衙・観風閣などを復元し、2020年10月に第1段階事業を完了して開館した。市民と観光客に文化空間として定着し、全州大私習놀이などの様々な行事が開催されている。延申堂の裏には全羅監営の唯一の痕跡ともいえる樹齢200年を超える保護樹がある。宣化堂では全羅監営の往時の姿をデジタル映像で見ることができ、文化解説士による定期解説ツアーは1日3回宣化堂と観風閣を中心に行われる。