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歴史探訪
帝釈寺(慶山)
朝鮮王朝

帝釈寺(慶山)

慶尚北道 慶山市 자인면 북사안길 18

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場所紹介

帝釈寺は、元暁大師(617-688)の生誕地に建てられた寺である。元暁大師は新羅の高僧で、通仏教(元暁宗・芬皇宗・海東宗)を提唱して民衆の中に仏教を広め、韓国古代史・哲学史・思想史においても欠かせない人物として崇められており、その独創的な知識体系の位相と価値はアジアを越え全世界で絶えず再照明されている。元暁の母・趙氏夫人は、流星が懐に抱かれる胎夢を見て元暁を身ごもり、臨月になったとき、北の栗谷の栗の木の下を通りかかった際、突然産気を感じ、夫の衣を栗の木に掛けて産室を設け出産することになったが、このとき天から五色の雲が降りてきて地を覆ったという。そのため、その栗の木を娑羅樹と呼ぶようになり、その栗の実の大きさや太さが普通と異なっていたことから娑羅栗と呼んだと伝えられている。後に元暁は、自分が生まれた栗の木のそばに寺を建てて「娑羅寺」とした。帝釈寺には、新羅時代に元暁大師が出家した後、生家の傍らに建てられた娑羅寺が廃寺となり、400年余り前に畑を耕していた農夫が仏像と塔身を発見して寺を復元したという説話がある。帝釈寺に残る石造坐仏や壊れた塔身、石灯の蓮華台石などが新羅末期のものと見られており、娑羅寺の後身が帝釈寺であることをうかがわせる。あわせて帝釈寺では、元暁大師の誕生日である旧暦5月4日に毎年茶礼祭と、元暁・薛聡・一然の三聖賢の生涯と思想を照らす三聖賢文化祝祭を開催し、旧暦5月5日の端午の節句には慶山市が主催する慶山慈仁端午祭に参加している。