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歴史探訪
牙山外岩村健斎古宅
朝鮮王朝기념관

牙山外岩村健斎古宅

忠清南道 牙山市 외암민속길 19-6

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場所紹介

雪華山の麓に位置する外岩里村の中心部に西北向きに建つ古宅で、「霊岩の家」とも呼ばれる。朝鮮粛宗の頃の文臣・李柬(1677〜1727)が生まれた家を、現所有者の曾祖父である健斎・李相翼(1848〜1897)が高宗6年(1869年)に現在の姿に建てたと伝わる。門間棟・舎廊棟・母屋を主軸とし、母屋の右側に薪小屋、左側に倉庫棟、母屋の裏手右側に家廟を配した。母屋と舎廊棟はL字形の建物で向かい合い、開いたロ字形をなしている。また舎廊棟の前は広い庭で、池や東屋などからなる庭園を設えた。我が国の伝統庭園では舎廊棟の前庭を空地としたり花壇を設けて木を植えたりするが、この家は自然景観を主体とした庭園を造った。松・イチョウ・柿などの樹木を庭全体に自然に植え、日本庭園の技法である亀島を設けて、伝統と外来の造園が入り混じった朝鮮後期の折衷型庭園をなしている。さらに雪華山の渓谷から流れる名堂水が庭を経て池へ流れ込む珍しい造景を見せている。池のあった場所にはもともと別棟があったという。庭にある2棟の東屋は、もともと草葺きだったものを瓦屋根に改造したものと思われる。家の周囲には石垣を巡らせ、垣の外には草葺きの下人の家がある。家の中には陶磁器・落款・書画・扁額・生活用具など代々受け継がれてきた遺物300点余りが保管されている。特に舎廊棟に保管されている「李柬」の教旨は「入郷祖」の根拠資料となる。朝鮮後期の士大夫家の典型的な建築であり、建物の配置や規模・技法から見て外岩里民俗村を代表するにふさわしい住宅である。(出典:国家遺産庁)