朝鮮王朝
華山書院(益山)
全羅北道益山市金馬面龍順新基길44-76
地図で見る場所紹介
花山書院は全羅北道益山市金馬面龍純里に位置する朝鮮後期の書院である。沙溪・金長生、尤庵・宋時烈、月州・蘇斗山、仁山・蘇輝冕、竹牖・黄自厚を配享した益山の代表的な書院である。1654年(孝宗5年)に創建され、1662年(顕宗3年)に賜額され、1868年(高宗5年)に毀撤された。1937年に講堂と院直舎が建てられ、1966年に祠堂が建立され塀が築かれ、2002年に大々的に重建された。朝鮮礼学の大家である金長生と、丙子胡乱以後に対明義理を主張して西人を率いた宋時烈を祀る書院であり、院生が30名にも及ぶ名望ある書院であった。「左昌平右益山」と言われるほど両班の郷である益山において、儒林たちの代表的な集合体でもあった。祠堂、講堂、院直舎などが備わっており、位土や奴婢も相当あったが、1868年に書院が毀撤されると祠宇と講堂が取り壊され、書院の田畑は益山郷校に帰属した。興宣大院君の失権後、壇を設けて享祀を行っていたが、1937年に講堂と院直舎が建てられ、若干の位土が用意された。1966年に八峰面の儒生・黄祥圭らの尽力により正面3間の祠堂が建立され、祠堂の周囲に塀が巡らされた。この時、益山出身の蘇斗山、蘇輝冕、黄自厚が追加で配享された。花山書院は講堂と祠堂がよく保存されている。外三門と内三門、入母屋屋根形態の講堂正面4間・側面2間、切妻屋根形態の祠堂正面3間・側面3間で構成されている。境内には花山書院碑、花山書院重建碑、花山書院繫牲碑、郡守黄鍾奭永世不忘碑が建てられている。