朝鮮王朝
観音寺(茂朱)
全羅北道茂朱郡雪川面陽地路92-38
地図で見る場所紹介
観音寺は茂朱郡の白雲山の麓にある、大韓仏教曹渓宗第17教区本山である金山寺の末寺である。観音寺という寺名は、1958年に安心という僧侶が観音寺という扁額を掲げたことに由来する。現在の本殿である法宝殿は、正面三間、側面二間の入母屋造り二重軒の建物で、その傍らに禅房である牧牛室と僧房がある。法宝殿には、1974年に寛正・性孝礼という僧侶が忠清南道錦山郡の宝石寺から移した朝鮮後期の木造観音菩薩をはじめ、古書や1942年に描かれた神衆図・山神図などがある。観音寺法宝殿の木造観音菩薩坐像は有形文化財で、17世紀後半から18世紀初頭の仏像彫刻様式をよく反映しており、朝鮮後期の仏像研究に貴重な資料となっている。