
朝鮮王朝
安東 真城李氏 温恵派 宗宅(退溪胎室)
慶尚北道 安東市 도산면 온혜중마길 46-5
地図で見る場所紹介
安東市温恵里にあり、朝鮮時代の性理学者・退溪李滉が生まれた場所で、退溪先生の祖父である溪陽公が1454年(端宗2年)に建立した家屋である。祖父の李継陽が奉化県の教導となって赴任地へ向かう途中、山水の美しさに酔い、山に腰を下ろして休んでいると、通りかかった僧侶と温恵の風水について語り合った。僧が周囲を見回し、低い丘の麓を指して「ここに家を建てて住めば、必ず貴い子を得るでしょう」と言ったため、李継陽は老松亭を建て、代々暮らせる基盤を整えた。その後1501年、退溪がこの家の真ん中にある部屋で生まれたとされ、「退溪胎室」と呼ばれる。母屋はロの字形で中央に退溪胎室があり、母屋の東側には一の字形の老松亭がある。家全体は老松亭宗宅と呼ばれ、全体的に朝鮮時代の士大夫の家の形態を備え、特に胎室のような独特の部屋は上流住宅の一面を示している。退溪胎室は本来、慶尚北道民俗文化財第60号に指定されていたが、2018年11月に安東真城李氏温恵派宗宅と名を改め、国家民俗文化遺産へと格上げされた。老松亭宗宅は古宅宿泊体験を行っている。