
三国時代
益山帝釈寺址
全北特別自治道益山市王宮面王宮里
地図で見る場所紹介
この地は百済時代の寺院である帝釈寺(チェソクサ)があった所である。帝釈寺址は、武王代の益山遷都説を明らかにできる王宮里遺跡と関連のある寺跡である。『観世音応験記』によれば、帝釈寺は百済武王代に創建された寺で、武王40年(639)に落雷で焼失したが、塔の下に納めておいた仏舎利と金剛般若経を収めた漆函が保存され、再び寺を建てて安置したという。1993年に一部地域を調査した結果、木塔跡、金堂跡、講堂跡などの基壇が確認され、『帝釈寺』という文字が刻まれた軒平瓦が出土した。たとえ跡だけが残ったとはいえ、ここは数少ない百済の寺跡の一つとして貴重な資料となる。