
現代
三仏庵(金堤)
全羅北道金堤市竹山面西浦4キル443
地図で見る場所紹介
三仏庵(サムブラム)は、金堤市竹山面仏堂村にある韓国仏教太古宗所属の寺院である。古くから仏堂村には、漁に出るたびに供養を捧げる石仏像があったという。ある日、大きな津波が起こり、この仏像はどこかへ埋もれてしまった。その後のある年、放牧里に住む鄭鎮燮が酒に酔ったまま村の前の池のほとりで眠りに就いたが、夢の中で仏が現れて言うには「池の水を汲み出せば三体の仏像が出てくるので、池の南側にある空き地に仏堂を建ててこれを安置すれば願いが叶うだろう」ということであった。このような夢が二日続けて現れると、息子のいなかった鄭鎮燮は村人たちを集めてその池の水を汲み出した。すると果たして三体の仏像が現れた。そうして仏堂を建て、三体の仏像を祀ることになったという。このような伝説があるためか、今でも子を授かることを祈願する人々が三仏庵を多く訪れており、毎年三月三日(上巳の節句)に東津江の河口で行う水陸斎もここで準備する。今ある仏堂の建物は1959年に新たに建てられ、三仏庵には寮舎・鐘閣・石塔・童子像・重創碑・天馬像などがある。三仏庵に安置されている三体の石仏は、彫刻して作ったものではなく、長い自然石の台石の上に仏像の形の石を載せたものである。