
朝鮮王朝
南宮讚墓石像
全羅北道益山市聖堂面木師洞路48
地図で見る場所紹介
南宮讚墓石像は、朝鮮前期の文臣・南宮讃の墓前に立つ2基の石像である。石像の材質は花崗岩で、右側の石像の高さは260㎝、左側の石像は250㎝。角ばった大きな頭に球形の装飾を付けた帽子をかぶり、飛び出た丸い目と厚みのある鼻、突き出た顎が特徴。服は道袍を着た姿で線を細かく彫刻し、両手は袖の中に収めている。製作時期は定かではないが、南宮讚の墓石として置かれているため墓を造成した際に同時に製作されたと推測される。石像の顔つきが異国的な点に注目し、中国から持ってきたとする説もあるが、済州島の돌하르방と関連付ける説もある。朝鮮前期の墓に造成された石像は現存するものがほとんどなく、南宮讚墓石像は顔の表情や衣文がよく表れており、朝鮮前期の彫像研究に重要な資料として評価されている。