高麗
光景寺址石仏坐像
忠清南道洪城郡洪城邑内法路81-23
地図で見る場所紹介
忠清南道洪城郡洪城邑内法里の龍珠寺にある石仏坐像である。1984年5月17日に忠清南道の文化財資料に指定された。高さ136cm、座高80cmの石仏坐像で、花崗岩で造られている。元は洪城邑大橋里の古い寺跡であった広京寺址にあったものを、五官里の個人宅の裏庭に安置していたが、1975年4月に現在の場所へ移された。顔は丸く、両耳はやや長めで、螺髪の頭に肉髻を備えているが、螺髪の彫刻が明瞭でなく肉髻が小さい。半円形の両眉に、両目はほぼ直線に近く、真珠で瞳をはめ込んだ痕跡がある。首には三道があり、通肩の袈裟には衣のひだが表現されているが、この点は鉄原到彼岸寺鉄造毘盧遮那仏坐像(国宝)と似た技法である。結跏趺坐に降魔触地印の印相から釈迦如来坐像であることが分かり、写実的な顔の表情や簡略な蓮華座の造りなどの技法から、高麗時代の作品と推定される。