
日本統治時代
茶泉寺(井邑)
全羅北道井邑市泰仁面台興1길 59
地図で見る場所紹介
井邑市泰仁面の所在地にある恒伽山を登ると、中腹に茶泉寺(タチョンサ)がある。樹齢500年を超える欅の木がある茶泉寺は、昔、寺があった場所だといい、碧山和尚が1930年頃にこの寺を創建した。恒伽山は仏教的な香りに満ちた所で、恒伽山という名は恒河沙の「恒」の字に、釈迦牟尼の「伽」の字を合わせて作られた山である。その意味は、数多くの砂のように仏が多いという意味を持っている。一方、茶泉寺という名は、茶を沸かしても良いほど澄んだ水があるという意味を持っている。その名は、かつてここに寺を建てようとした時、古い槐の木の脇に井戸があり、きれいに清掃したところ、岩に「茶泉」と刻まれた文字が発見されたことから付けられたという。結局、茶泉寺の井戸は茶を沸かす水として使われたのであろうが、かつてこの水を塗って百日祈祷をしたハンセン病患者の病が治ったという霊験あらたかな話も伝えられている。周辺の観光地には泰仁東軒・披香亭などがある。