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歴史探訪
大福寺(南原)
南北国時代(統一新羅・渤海)

大福寺(南原)

全羅北道南原市大福寺길61(王亭洞)

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場所紹介

南原の西側、蛟竜山(キョリョンサン)の裾に位置する大福寺(テボクサ)は、新羅時代に道詵国師が創建した寺院であると伝えられる。道詵国師は、南原の地勢を、財物を満載した船の形勢と見、蛟竜山を、船を襲う険しい波と見た。そこで、主山である白公山(ペッコンサン)の弱い気運を後押しするために禅院寺を創建し、客山である蛟竜山の強い気運を抑えるために大福寺の前身である大谷庵を創建したのである。したがって風水的に見れば、大福寺は波を防ぐ防波堤のような役割を果たしているわけである。朝鮮後期には寺が非常に衰退していたのを、蛇に化するべき業報を免れることになった「大福」という一人の衆生が自らの罪を懺悔して寺院を修復することで、その名を取って大福寺に寺名を変えたという。1980年代初めまでは非常に繁栄し、南原地域の仏教学生会と青年会がこの大福寺を中心に旺盛な活動を行ったため、末永く寺院の誇りとするに足るものであった。しかし時代が急変するにつれ寺院も衰退したが、20余年が過ぎた今日に至って、かつての名声を取り戻そうとする運動が始まっている。かつての大福寺の仏教活動を記憶する人々を中心に学生会を再び構成し、一般人を対象とした茶道講座や週末修練プログラムなど、さまざまな文化活動を計画しているためである。こうした計画が実現する未来において、大福寺は再び南原の地に大きな法音を響かせることができるであろう。