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歴史探訪
南院寺(益山)
南北国時代(統一新羅・渤海)

南院寺(益山)

全羅北道益山市礪山面西村1길34-3

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場所紹介

韓国の寺刹は大体が山の中に位置している。その意味では、南院寺は稀な平地寺院である。稲穂が実る8月のある日。梅雨明けに眩しいほど青い空を妬むように田んぼを満たした稲たちは、雨水に洗われた後水気を含んで緑がさらに濃くなっていく。すっきり通った西海岸高速道路を走って鬱蒼とした木と森を横切る曲がりくねった山道を過ぎてお年寄りに聞き聞きしながら南院寺を探して行く。そうして聞ける人がいなくなって辺りを見回した時、青い田んぼのど真ん中に絵のように立っている寺が現れる。まさに南院寺と出会う瞬間である。南院寺は田んぼのあぜ道の間に青く育つ稲穂の間でたたずむ瀟洒な寺院である。そこでは梅雨の後に明るく咲き上がったピンクの蓮の花がまず疲れた旅人を迎えてくれる。一柱門を経て境内に入ると、格別に美しい花壇がまた疲れた旅人を迎えてくれる。低い花壇にはおなじみの韓国の野草たちが恥ずかしそうに花を開いている。ここに到着すればきっと季節ごとに異なる花が咲いているのを見られ、その花を見ると仏の真理を悟ることになるだろう。そうして弥勒殿に入れば、この素朴な田舎の寺院に似た素朴な姿の仏に会うことになる。