
現代
遠燈寺(完州)
全羅北道完州郡蘇陽面遠燈山キル386
地図で見る場所紹介
大韓仏教曹渓宗第17教区本寺・金山寺の末寺である完州の遠燈寺(ウォンドゥンサ)は、遠燈山の中腹に位置している。遠燈寺は確かではないが、震黙大師が五百羅漢を祀るために創建することになったという。現在の法堂は1956年8月に正面3間、側面2間で建立された。遠燈寺は約1,200年の古刹であり、山の中腹には震黙大師が参禅を修行したという参禅堂(土窟)もある。しかし寺の歴史を記録する寺誌が焼失し、正確な根拠は残っていない。寺側によれば、新羅の文聖王2年に匡輔照禅師が寺地を求めようとして、茂朱の香岳蘭若から木で作った鴨を飛ばしたところ、遠燈寺の敷地へ飛んできたので、ここに寺院を創建したという。その後、壬辰倭乱で廃墟となったが、辺山にある月明庵で震黙大師が東を眺めると、遠くに灯火が見えており、百里の道を訪ねて来てみると、遠燈寺の敷地に残っていた石灯から光が照らしているのを知った。震黙大師が聖地であることを知って再建し、名も、遠く照らす灯火を見て寺の敷地を探し出して建てた寺という意味で、遠い「遠」、灯火の「燈」を用いて遠燈寺としたという。その後、6・25戦争のパルチザン討伐の際に全焼したのを、1985年から3代目の創建主である修蓮和尚が石窟法堂と冥府殿を再建し、1989年には石窟法堂に500羅漢像を祀った。