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歴史探訪
醴泉权氏草澗公派宗宅及び醴泉权氏草澗宗宅別堂
朝鮮王朝

醴泉权氏草澗公派宗宅及び醴泉权氏草澗宗宅別堂

慶尚北道醴泉郡龍門面竹林길43

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場所紹介

醴泉の醴泉権氏草澗公派宗宅は、草澗権文海(1534〜1591)の祖父である権五常が建てた家屋で、木の生い茂った低い裏山を背景に、傾斜した敷地に東南向きに位置している。母屋はロ字形で正面5間、側面5間、屋根は入母屋造である。2段の基壇の上に建てられており、建物全体が非常に高く雄壮である。母屋の右前面には舎廊にあたる別堂(宝物第457号)が突き出ており、左側には大東韻府群玉の版木および稿本(宝物第878号)、権文海の草澗日記(宝物第879号)ほか多数の書籍を保管した百承閣がある。別堂の前には行廊兼門屋があったが撤去された。母屋と舎廊である別堂は、二つの空間を自由に行き来できるように連結されている。これは朝鮮前期に客のもてなしを重視した住まいの特徴であり、楼閣形の接客建物の痕跡を見ることができる稀な事例である。母屋の右後方の祠堂には、出入口に付けたり外したりする中間の方立(設柱)がある。このような設柱様式が見られるのはこの宗宅が唯一である。朝鮮前期の建物として保存状態が良好で、当代の建築構造と様式を研究するうえで重要な資料となる。醴泉権氏草澗宗宅別堂は、風水地理上の名堂として有名な竹林里大樹村にある。朝鮮中期の文人・草澗権文海(1534〜1591)の祖父である権五常が建てたと伝えられ、醴泉権氏草澗公派宗宅(国家民俗文化遺産第201号)の母屋の右前にある別堂形式の舎廊である。平地の上に自然石で高く築台を積み、その上に家を建てて欄干を巡らせた楼閣風の造りである。実際には母屋と連結されているが、屋根が入母屋造であるため正面から見ると独立した建物のように見える。規模は正面4間、側面2間で、右の3間は大庁、左の1間は温突部屋である。大庁の前面は建具を設けず開放し、側面と背面は板壁を張っている。外観は角柱に柱頭のみを載せて大梁を支えた簡素で素朴な姿だが、別堂内部の天井は相当に手をかけて精巧に飾られている。一般の住宅建築としては珍しく優れた技法で建物の内部を装飾して仕上げた朝鮮時代の別堂建築物である。