
朝鮮王朝
南溪亭
全羅北道完州郡九伊面院杜玄길12-12
地図で見る場所紹介
南渓亭は朝鮮中期の学者・金瑱が後学を養成する目的で建てた楼閣である。記録によれば、この建物は宣祖13年(1580)に新築され、二度にわたって再建された。亭子は低い基壇の上に建てられた正面3間、側面2間の大庁と部屋からなる木造建築である。屋根は入母屋屋根で、組物は柱心包様式である。構成は大庁と部屋に分かれ、大庁にはL字形に正面と側面にわたって縁側を設けている。地面からやや上げて敷いた縁側には、前面に一般の家屋のように出入口を設け、側面に一対の二枚開き戸の板戸を付けている。隅の組物の装飾が華やかで棟も高く、小さいながらも品格が感じられる。南渓亭内には義兵将・高敬命、趙憲、副提学・沈崟時など当時の儒林が南渓の学問と徳望を称えた懸板がそのまま保存されており、南渓亭の下にある絶壁の下の岩には漢文で南渓亭という岩刻書が刻まれている。南渓亭は山の端の絶壁の上に建てられており、この楼閣に登ると斗峴里や遠く母岳山を一望できる爽快な眺望を得られる。周辺には九耳貯水池、全北道立美術館、母岳山観光団地がある。