
先史時代암각화
高霊長基里岩刻画(良田洞岩刻画)
慶尚北道高霊郡大加耶邑アレアルトゥル길15-5
地図で見る場所紹介
良田洞(ヤンジョンドン)岩刻画は、高さ3m、幅5.5mの長方形の岩壁に刻まれた絵で、1971年に発見された。岩刻画は先史時代の信仰と生活の様子を生き生きと表現した絵で、主に豊かな多産を祈願する呪術的な内容を岩や聖なる場所に刻んだものをいう。良田洞岩刻画の内容には、同心円文(重なった円)や十字文、仮面形(面のような形)などが刻まれている。三重の同心円は4点あって太陽と月を象徴し、十字形は部族社会の生活圏を表したものと推定され、仮面形はすべてで17点あって人の顔の形をしている。良田洞岩刻画遺跡は、当時の住民の農耕儀礼や祭祀の際に使われた場所と推定され、ここに刻まれた各種の文様は、韓国の先史文化研究の貴重な資料とみなされている。また、高霊(コリョン)の卵岩(アルト)に岩刻画があることから、『三国遺事』などに登場する卵生説話の起源をたどることができ、六伽耶の中心地が金海(キメ)ではなく高霊であったと推測する仮説も出ている。