
朝鮮王朝
ソウル薬峴聖堂
ソウル特別市中区청파路447-1
地図で見る場所紹介
薬峴(ヤクヒョン)聖堂は小規模な聖堂建築物である。この建物は1886年に信教の自由が認められた後、カトリックを信仰する人の数が増えたことにより、明洞聖堂の下の公所として設立された。1891年当時、明洞聖堂の主任神父であったドゥーセ神父が蛤洞に敷地を用意し、副主教のコスト神父が設計と施工監督を担い、その翌年の1892年に薬峴聖堂が誕生した。この聖堂が位置する場所は、昔、薬草を栽培していた地域で、「薬草畑のある峠」という意味の薬田峴と呼ばれていたと伝えられる。その後、略して「薬峴」と呼ばれるようになり、ソウルの萬里洞からソウル駅へ越えてくる峠付近の地名として使われ、薬峴聖堂という名称が付けられた。この聖堂は韓国で最初に建立された西洋式聖堂建築物として注目される。また、ゴシック的な要素を部分的に表しているが、半円形の重厚なアーチ形の屋根や窓の面積を狭く表すなど、全体的にロマネスク様式を持つ煉瓦造の建物である。比較的小規模な聖堂で、側面の窓は軒の高さが低く尖頭アーチではなく円形アーチになっているが、正面の出入口と側面左右に突出した出入口の窓の部分がそれぞれ尖頭アーチをなしてゴシックの形をしている。