朝鮮王朝
西外里幢竿支柱
全北特別自治道扶安郡扶安邑
地図で見る場所紹介
幢竿支柱は寺院入口に設置され、法事や儀式の際に「幢」という旗を掛ける幢竿を支えるもの。旗を掛ける長い柱を幢竿と言い、幢竿の両脇に立ってこれを支える2本の石柱を幢竿支柱という。幢竿が残存している例は稀で、大抵は2本の支柱のみが残っている。この幢竿支柱は幢竿と幢竿支柱がともに残る珍しいケースで、四角い受台の上に幢竿支柱を立て、その間に置かれた幢竿は数本の石柱を鉄輪で連結した独特な形態。高さ7.45mに達するが頂上に切れた跡があり、元々はもっと高かったと見られる。両側の幢竿支柱は上部の外面を丸く削り整えた。伝承によれば村の厄運や災難が予想される時はこの幢竿に旗を立てて祭祀を行ったという。この風習は寺院の法事に使われた幢竿の本来の目的とは異なり、統一新羅を経て高麗・朝鮮に至る中で民間信仰と結びついて生まれたもの。幢竿下部に刻まれた記録によれば朝鮮顕宗12年(1671年)に建立されたとある。